極東ロシア、シベリアの自然豊かな
タイガ(ロシア語で森)で育まれた
極上「ロシアンリンデンハニー」

アムール川流域にしかない「アムールリンデン」と呼ばれるロシア固有の菩提樹の花から採取されたこの蜂蜜は香りが高く、濃厚な自然な甘さとミントのような爽やかな後味が魅力です。 採れたては普通の蜂蜜と同じように、透き通った黄色をしています。そして時間が経つにつれ白く結晶することも特徴です。 この変化こそが生の蜂蜜の特徴であり、非加熱の天然蜂蜜だからこそ私達の健康に必要な酵素が生きているのです。

白く結晶化することからクリームリンデンとも呼ばれるこの蜂蜜に含まれる成分「ファルネソール・グラニオール」は、レモングラスやバラの香りに似ていて菌から体を守るなどの抗菌作用だけでなく、抗鬱などの精神のバランスも整えると言われております。ロシアでは千年以上前から菩提樹の蜂蜜が風邪薬として使われてきました。40種類の豊富な栄養(カリウム、カルシウム、硫黄、銅、ヨウ素、アルミニウム、ニッケル、リン、マグネシウム、亜鉛等)が含まれていますが、驚くことにこの蜂蜜のミネラル物質の濃度がヒトの血液と全く同じなのだそうです。そのため私たちのエネルギーを消耗することなく 素早く体に吸収されます。 また他の蜂蜜に比べて マルトースが豊富で(約6−8%含まれている) 消化に有益な効果をもたらします。 メディカルハニーとして抗生物質がない時代には、生の蜂蜜が抗生剤として使われていたという真実は大きく頷けるお話です。

生はちみつと加熱はちみつには大きな違いがあります。野菜に熱を加えるとビタミンなどの栄養素が壊れてしまうように蜂蜜にも同じことが言えます。42度以上の熱を加えてしまうと蜂蜜はその生きた酵素、ビタミン、ミネラルを決定的に失くし、ただの黄色味をおびた透明の甘いシロップと化してしまいます。 ロシアでは長い養蜂の歴史の影響を受け、生の蜂蜜のみが「はちみつ」と呼ばれています。

このリンデンハニーは、極東ウラジオストックから400キロほど北のアンドレフカ地方にあるアンドレ養蜂一家によって伝統的な方法で採取されています。

冬はマイナス40℃にもなる厳しいこの森には、絶滅危機にあるシベリア虎や熊も生息しています。 養蜂場のそばには綺麗な小川が流れ、巨大なシベリア杉や菩提樹の木立から差し込む木漏れ日と風の音が聞こえ、その汚染されていない空気は、息を飲むような植物の良い香りに包まれています。農薬や抗生剤とは無縁な自然環境で、ミツバチたちが丹念に集め熟成させた完熟蜜を全て手作業で採取しています。

アンドレイさんの蜂蜜は毎年行われる沿海地方の蜂蜜コンクールにて「ベスト養蜂家」として高く評価されています。

自然と人間の調和が生み出した「本物のはちみつ」をお楽しみください。