非加熱蜂蜜の秘密 ― 発酵する蜂蜜は本物の証

蜂蜜を選ぶとき、「非加熱」や「生蜂蜜(ローハニー)」という言葉を目にしたことはありませんか。

非加熱蜂蜜(ローハニー)は、加熱や過度な加工をしていない、自然そのままの蜂蜜です。

酵素・ビタミン・ミネラル・花の香りなどが壊されずに残っているため、「生きた食品」とも呼ばれています。

非加熱蜂蜜は、
自然の状態をそのまま大切にした蜂蜜です。

本来蜂蜜に含まれている酵素や栄養素、そして花の香りまでもが損なわれることなく残されています。

発酵は、自然の中で起こる変化です

この非加熱蜂蜜が、まれに発酵することがあります。

しかしこれは決して異常ではありません。

むしろ自然な現象であり、本物の証のひとつともいえるものです。

蜂蜜にはもともと、空気中や花由来の天然酵母が含まれています。

通常は糖度が高いため発酵しにくいのですが、水分量がやや高い状態(20%前後)になると、この酵母が働き、ゆっくりと発酵が始まります。
すると、炭酸のような泡や、ほんのりとした酸味、発酵由来の香りが生まれます。

加熱蜂蜜との違い

一方で、一般的に流通している加熱処理された蜂蜜は、高温で殺菌される過程で酵母や酵素が失われています。

そのため品質は安定しますが、「発酵する力」はほとんど残っていません。

つまり、発酵する可能性があるということは、蜂蜜が自然のまま生きている証拠ともいえるのです。

発酵がもたらす味わい
発酵したリンデン蜂蜜は、爽やかなラ・フランスのような味わいと、奥行きのある深みが特徴です。

非加熱蜂蜜のやさしい保存方法

非加熱蜂蜜は、自然の状態を大切にした繊細な食品です。

直射日光を避け、冷暗所や冷蔵庫で保存することで、発酵をゆるやかにすることができます。

発酵も含めて、自然がつくる変化を楽しめるのが、非加熱蜂蜜の魅力

― それは、人工的に整えられた甘さではなく、“自然そのままの生命力”を味わう体験です。

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